厚生労働省は「美容医療の適切な実施に関する検討会」(座長:小野太一・政策研究大学院大学政策研究科教授)を11月14日に開き、過去3回の議論を踏まえ、美容医療を行う医療機関を対象に年1回の定期報告を求めることなどを盛り込んだ報告書案を提示した。委員からは診療録記載の徹底を求めるなど、様々な意見が出たが異論はなく、同日の意見を踏まえ、座長一任で修文の上、報告書を取りまとめる。年内にも医療部会に報告、今 ...
順天堂医院の研修医の定員は42~43人。2学年で80人を超すものの、以前の研修医室には17席しかなかった。2022年1月から2月にかけて改装工事を行い、2人で1席、計86人分を確保した。電子カルテ端末やパソコン、参考書籍の置き場所も整理したほか、ロッカーもオープンタイプから扉があり鍵付きタイプに変更、サイズも大きくした。研修医にとって同期同士が集える場所になったほか、個人の座席が設定されたことで「 ...
医師の働き方改革以降、勤務、宿日直の在り方に疑問を持っている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。多くの医療機関が「改革」を行っている一方、表向きの勤務体制が実態と乖離しているなどの問題も多くあると聞きます。宿日直は本来、「常態としてほとんど勤務の必要のない時間」とされていますが、医師は実際どのような宿日直の時間を過ごしているのでしょうか?脳神経内科医で医療系記事の作成にも携わっております、ばり ...
今年も駆け込みふるさと納税のシーズンがやってまいりました。そこで今回は寄付の支払い方法がテーマ。多くの人がそうであるように、損下真々央ドクターはクレジットカードで支払いをしたのですが、どうやらそれが失敗だったようです。理由は何でしょうか。ドクターFが解説します。
化膿性汗腺炎(HS)を有する妊婦とその児を対象に、HSと妊娠転帰および母体、児の合併症との関連を住民対象長期コホート研究で検討。追跡調査期間は最長16年だった。出産132万4488件のうち、HSを有する母親による出産は1332件(0.1%)だった。評価項目には妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、その他の出産転帰、出産後最長16年までの長期的な入院リスクなどを含め、母体および児の転帰を評価した。 その結果 ...
東京大学で世界の熱帯病を研究したのち、大分大学医学部に編入した城戸康年先生。卒後はなじみの東京大学で初期研修をしますが、再び大分大学に戻り環境・予防医学の助教となります。その経緯とは……?各大学卒の先生方がリレー方式でご自身を語る大学別リレー連載。大分大学医学部卒の城戸先生に、研究者・指導者としての考え方を伺いました。
どんなにかわいいわが子でも、子育て中は時にイライラしてしまったり、つらくなってしまったりするもの。 そこで今回は、医師のみなさまの「育児中のメンタルが削られるところ」について調査した結果をご紹介します。
男女平等が叫ばれて久しいですが、まだまだ課題の多いこの問題。「何だろう…この差…」と思わず感じてしまうエピソードをお寄せいただきました。Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。
2000年代に入ると、野本教授らの研究を基盤にした「移植後大量シクロホスファミド療法」が米国で臨床導入され、「HLAが50%しか一致しない(半合致)」ドナーからの移植が急速に普及していきました。
全国医学部長病院長会議が2020年の時点で行った調査では、「医学教育評価」が教育の質改善に役立つかという質問に対して、「強くそう思う」「ややそう思う」が9割近くを占めました。その後に受審した医学部を加えても、ほぼ同じ結果です。
財務省は11月13日の財政制度等審議会財政制度分科会(分科会長:十倉雅和・住友化学代表取締役会長)に提出した資料で、「医師数適正化および偏在対策」として「自由開業・自由標榜の見直し」「医学部定員の適正化」「外来医師多数区域での保険医新規参入の制限」といった規制的手法の他、ある地域で特定の診療科での医療サービスが過剰と判断される場合に「特定過剰サービス」として減算対象とすることなどを主張した(資料は ...
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は11月13日、健康保険証の新規発行が12月2日から停止になることを踏まえ、保険医療機関等における資格確認方法の変更に伴う所要の見直しについて諮問を受け、答申した(資料は、厚生労働省の ...