腰痛は体の不調につながる主要な原因のひとつであり、悩まされている人は世界で6億1900万人にのぼると推定されている。多くの場合、腰痛は周期的に現れる。回復したと思っても、実に70%近くの人は1年以内に再発するという。
もはや懐かしの!? かつての築地市場。ニチレイ東銀座ビルから撮影。2018年に営業を終了したが、跡地にはおよそ5万人を収容できる多機能型スタジアムを整備する計画が提案されている。
ウイジャボート(西洋版こっくりさん、トーキングボードやスピリットボードとも呼ばれる)というと、亡くなった人の霊を呼び出したとか、不気味な警告をもらったといった話が付き物だが、19世紀、英国のビクトリア朝時代は、室内で楽しむ、オカルトとは無関係のちょっ ...
都市をひとつ壊滅させられるほどの小惑星が地球に向かっているとする。幸い、何年も前からわかっているのであれば、大惨事を防ぐ方法を科学者はすでに知っている。探査機を小惑星に衝突させて、地球に向かう軌道をずらす方法だ。
睡眠に関するコラムを連載していることを知っている友人から、「冬眠の話はいつ書くの?」と聞かれたことが何度かある。私自身もこの季節になると、特にネタに窮すると何度も頭に浮かぶのだが、今ひとつ筆が進まないのには2つの理由があった。
人間に姿を変える精霊とも、川で漁をする漁師にとっては厄介者とも考えられているアマゾンカワイルカは、アマゾン川に君臨する、世界最大の淡水性のイルカだ。だが生息域の状況が変化し、その将来は不透明になっている。
アマゾン川の最東端に位置するバイリケ諸島の調査を始めて5日、地球上で最も大きな川が海に注ぐこの場所では、これまでに得た私の知見など、まったくと言っていいほど役に立たないことを痛感していた。
アマゾンがその名で呼ばれるようになったきっかけは、1542年6月24日に起きた出来事だ。スペインのフランシスコ・デ・オレリャーナはこの日、窮地に陥った自身の探検隊が緑の世界から脱出できるよう神に祈っていた。一行はアンデス山脈の麓からいくつもの支流を下 ...
私たちはずっと、老化は一定のペースで徐々に進むものと信じていた。しかし、2024年8月14日付けで学術誌「Nature Aging」に米スタンフォード大学の科学者たちが発表した 論文 で、老化は40代半ばと60代前半に急激に進むことが明らかになった。
3000年以上前、現在のドイツ北部にあたる場所の渓谷で、ふたつの軍勢が衝突した。知られている限りヨーロッパで最古、かつ当時としては最大規模だったこの戦いに、どのような人々が参加したのかはよくわかっていない。しかし、2024年9月23日付けで学術誌「A ...
タコが複数の種の魚をまとめて狩りをしているという驚きの研究結果が発表された。狩りのチームの多くはタコ1匹と2~10匹ほどの複数の種の魚で構成されていたという。 論文 は、9月23日付けで学術誌「Nature Ecology & ...