北朝鮮とロシアが軍事同盟的な動きを見せ、周辺国家では緊張状態が増している。9月3日から4日にかけてシンクタンク「言論NPO」(工藤泰志代表)主催の「アジア平和会議」が行われ、日米中韓の4カ国の専門家が、安全保障上の最大リスクに挙げられる朝鮮半島問題を ...
アマゾン環境研究所(IPAM)は18日、ブラジル内陸中西部に広がるセラード(サバンナ地帯)での違法伐採や森林火災による環境破壊が進んでおり、昨年1月から今年7月までの間に1億3500万㌧に相当する温暖化ガス(主に二酸化炭素)が排出されたとの報告書を発 ...
「日常の隣にある非日常の美しさ」をテーマに、福島市在住の写真家・江口敬氏の写真展「二つの部屋」が、福島市写真美術館で開催、16日にはギャラリートークが行われた。
「南無十一面観世音菩薩」や「春日大明神」など、のぼり旗がたなびき、地域の伝統芸能が奉納される「赤田(あかた)の大仏祭り」が秋田県由利本荘市で8月24日と25日行われ、大勢の人で賑(にぎ)わった。赤田町内会が主催し、五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全を祈 ...
中国南部・広東省深圳市の日本人学校に登校中、男に刃物で襲われた日本人の男児が死亡した。なぜ、無辜(むこ)の男児の命が奪われたのか。日本人が襲撃される事件が相次ぐ中、中国当局の情報開示や再発防止への措置が不十分であることは否めず、強い憤りを禁じ得ない。
「シュルレアリスム。100周年記念展」はフランスが発祥の運動の経緯と存在を21世紀に生きる若者に伝える目的もある。シュルレアリスムの野心と、それが芸術と社会全体にどのように影響を与え、そして今後も影響を与え続けるのかの両方を考えさせられる展覧会だ。
9月になっても異常な暑さが続いている。今は異常で済んでいるが、いずれはそれが通常になったらたまらない。その可能性も高い。異常気象下でも、セミは鳴く。ニイニイゼミは10年ぐらい前から声が聞こえなくなった。セミが減ったのではなく、耳の事情だ。
かつて純文学の小説など、これはという本は函(はこ)入りで発刊された。そんな函入り本が出なくなって久しい。筆者が架蔵するもので最も新しいのは、阿川弘之著『亡き母や』(講談社)で、2004年刊。当時すでに、函入り文芸書は珍しくなっていた。
「まるでどこかの政党機関紙かと思ったよ」とは知人の感想である。9月17日付の朝日新聞だ。「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」と、安倍晋三首相(当時)が自民党本部総裁控室で旧統一教会(世界平和統一家庭連合)幹部と面談した写真と記事を大きく報じていた ...
岸田文雄総理が就任から3年持たずに退陣する。保守論壇を見ると、岸田氏への厳しい評価が目立つ。保守派の論客として知られるジャーナリストの櫻井よしこ氏は、福井県立大学名誉教授の島田洋一氏との対談「次の総理とトランプ」(「正論」10月号)で、安保三文書の策 ...
「内閣総理大臣に指名をされた暁(あかつき)にできるだけ早期に解散をするというのは判断材料がないじゃないかというのは全く当たらない」。14日の日本記者クラブ主催討論会で、「せめて与野党の論戦があって、新しい総理大臣はこういう態度で国政運営しようとしてい ...
中国海軍の空母「遼寧」が沖縄県・与那国島と西表島の間の接続水域を航行した。8月には長崎県・男女群島沖で中国軍機による領空侵犯、鹿児島県・屋久島周辺では海軍艦艇の領海侵入が起きている。いずれも日本の安全を脅かすもので許し難い挑発だ。自民党総裁選の各候補 ...