中小企業庁は11月から、「中小企業省力化投資補助金」の助成対象に、車体整備向けのスポット溶接機とパルス制御溶接機を加えた。従来の手動や自動車に特化していない溶接機は、現行車両に対応していないものもあり、品質の確保が難しく、手戻りで時間がかかるケースが ...
【函館】トヨタカローラ函館(河村祥史社長)は、かねてより進めていた本社屋の大規模改修工事が完了した。レイアウトも含めて大幅に刷新した1階の本店は、ショールームに納車室を用意したほか、サービス工場に冷房を導入。働きやすさにつながる設備、仕様を多数採り入 ...
10月の日本メーカー3社の中国新車販売は30万8910台と、前年同月比で18.0%減少した。前年実績を下回るのは9カ月連続。激しい価格競争の中、生産体制を見直す動きも出ている。トヨタ自動車の10月の中国販売は17万2300台(同0. ...
不祥事が2023年から相次いでいる損害保険ジャパンは、一連の問題を風化させないために毎年11月を「振り返りの月間」にした。東京・新宿の本社ビル2階に、「伝承室~教訓から学ぶ」を設置。約70平方㍍の広さで、旧ビッグモーター問題や法人向け共同保険料の価格 ...
独アウディは7日、中国で現地専用電気自動車(EV)の新ブランド「AUDI」を立ち上げると発表した。上海汽車集団(SAIC)との共同開発車に冠する。ブランドマークは「A」「U」「D」「I」のアルファベット4文字。同社伝統の「4連リング」の使用は取りやめ ...
公正取引委員会は12日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、架装メーカーの新明和工業と子会社の東邦車輛(富田政行代表、横浜市鶴見区)、極東開発工業と子会社の日本トレクス(高崎文弘社長、愛知県豊川市)へ立ち入り検査を実施した。トラック架装物に関し ...
工業高校の生徒が自動車整備の知識と技術を競う「高校生ものづくりコンテスト全国大会自動車整備部門」(主催=全国工業高等学校長協会)が、花壇自動車大学校(仙台市青葉区)で開かれた。地区予選を勝ち抜いた9人の代表が出場。定期点検やエンジンの故障診断などに挑 ...
電気自動車(EV)用充電器を手掛けるベルエナジー(鈴木勝蔵社長、茨城県つくば市)は年内にも、産業用機器の電源が取り出せるEVベースの電源車を発売する。家庭用の単相交流だけではなく、多くの電力を出力できる三相交流の電源方式に対応。工事現場などに自走し、 ...
今年、東京の渋谷から本社を横浜市に移転し、研究開発機能も備えた新しい拠点で社内外の共創強化を目指す。10月に就任したクリスチャン・メッカー新社長に今後の経営方針などを聞いた。―クラウス・メーダー前社長から経営の舵取りを引き継いだ「日本に着任した際は、 ...
事業環境の先行きがにわかに曇り始めた。自動車メーカー9社の2024年4~9月期の当期純損益は、スズキとスバルを除いて減益もしくは赤字に終わった。米国での販売奨励金(インセンティブ)増加に加え、営業外利益となる中国合弁会社の不振などが利益を押し下げた。
2024年度上期(4~9月)の国別の中古車輸出台数は、現地の情勢悪化やコンテナ不足によってマイナスとなる国が目立った。仕向け地の上位ではロシアが国別で首位だったものの、日本政府の輸出規制が響いて1割減。4位のニュージーランドは国内景気の冷え込みで、4 ...
フジクラは、電動車向け「バッテリー電圧監視用フレキシブルプリント基板(FPC)」を2020年代後半に量産する。バスバー(導体棒)向けとして供給し、ワイヤーハーネス(組み電線)からの代替需要を狙う。バスバーは、電力系ワイヤーハーネスと比べて1台当たりの ...